失って初めて気づくもの

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失って初めて気づくもの

ONENESSに還ろう

2013/05/23 失って初めて気づくもの

ONENESSに還ろう- I am Healing 通信 vol.78

 

家族の一員であった犬の急死〜あたりまえにあって、気がつかないでいた幸せが、こんなにもあふれていたことに失ってから気づく。

月曜日まで広島にて瞑想会をしていたのですが、会場から広島駅までの電車の中で、インターネットで新幹線の切符の取り直しをしました。
その日は、とても早く帰りたかったのです。
その理由があとでわかりました。

 

すこし早い新幹線に替えることができ席についたところで、自宅の隣の方から連絡をもらったのですが、そこで愛犬フレディの急死を知りました。

 

金曜日に家を出る時は、いつもと何も変わらない様子で、朝早く出かける私を、眠そうな目で寝転んだ姿のまま顔だけこちらを向けて見送ってくれました。

 

少しも具合が悪そうな様子もなく、ずっと元気そのものだったのに。

 

あまりに突然過ぎて、頭の中が真っ白に。とめどもなく涙があふれては流れ、洪水になりました。

 

いつも私の後ろをついてきて、ふと目をあげるといつもフレディの視線がありました。

 

まっすぐ私を見ていてくれた瞳はもう開かない、安らかな顔で横たわる姿に対面して、泣き崩れてしまいました。

 

何が起きたのかまったくわからないまま、たった一人で逝ってしまった。
悲しさに号泣しながら、一晩側で過ごしました。

 

いろんな姿が次から次へと浮かんでくるのですが、

 

涙目になりながらあくびをする顔
日だまりを見つけて、気持ち良さそうに伸びをする姿
私が帰ってくると、嬉しくてジャンプしながらしっぽをふる姿
ご飯を前に、私の「よしっ」の一声を待つ、真剣な顔

 

いつでも、私が何をしていても、いつもフレディの目は私を捉えていました。

 

走馬灯のように、さまざまなシーンが駆け抜けていくのですが、何一つ、嫌なことは思い出せない。

 

おもらしをして、うんとしかってもすねたこともなく、いつでも忠実な姿勢とまっすぐな瞳は変わらなかった。

 

いつも一緒にいて、当たり前のようにぴったり寄り添って私を見ていてくれた。

 

失って初めて、どんなにたくさんの愛を受け取ったか!!
こんなにも、たくさんたくさん、与えてくれていたことに気がつきました。

 

目の前の用事に追われて構ってあげられず、待ってね!待ってね!と私が言った一番多い言葉は、それだったかもしれないと悔やまれます。

 

どれだけ待たされても、ずっと待ってくれました。

 

こんなにもまっすぐに私を信じてくれた存在。
愛で居続けてくれた存在。

 

失って初めて、その大きさに気がつきました。

 

爪を切ってあげたいと思いながら、ずっと後回しになっていたこと、ブラシをかけてあげたいと思いながら出来なかったこと、
あれもこれも、こんなにも後回しにされていながら、それでも純粋に信じて、愛を向けていてくれたこと。

 

あれもしてあげたかったし、これもしてあげたかった。
してあげたいと思いながら出来なかったことが悔やまれて、身体の中で何かが起きていたのか?
そのことに気づいてあげられなかったくらい、よく見ていなくてごめんね。
たった一人で逝かせてしまってごめんね。
側に居てあげられなくてごめんね。
心細い思いをさせてしまってごめんね。
最後のときに腕の中で逝かせてあげられなくてごめんね。
ごめんね、ごめんね
ごめんしか出てこない。
身体をなでながら、たくさん謝りました。

 

一晩、側で過ごしながら思い切り泣いて、朝になったら、今度は、ただただ感謝しかでてこない。
一緒に居てくれてありがとう。
ずっと変わらずに愛してくれてありがとう。
美しい目でいつも見ていてくれてありがとう。
私の姿を見ると、最高に嬉しい顔を見せてくれてありがとう。
私が帰るたび、嬉し過ぎて嬉ションをして、その度に怒ったり頭をごちんとたたいたりしたのに、許してくれてありがとう。

 

ありがとうの嵐。
 
昨日、火葬場に行く準備をしていたとき、フレディが私を呼ぶ声を2度、はっきり聞きました。

 

きっと一晩、側に居て私の心を感じていたと思います。

 

火葬の台の上の身体に、たくさん花を飾り見送りました。
小さくなった骨を拾い集めながら、大腸付近に腫瘍を見つけました。

 

具合が悪い姿を見せたこともなく、これが突然命を終わらせたことを知りました。

 

ちょうど1年前、義母が大腸がんで旅立ちましたが、義母のガンが見つかった時は、あと3ヶ月もつかどうかと言われたのに、それから1年ちょっと、義母は自分に向きあう時間を持つことができました。

 

フレディの大腸の腫瘍が、義母のお骨を拾った時の様子とそっくりだったと思いました。
フレディは義母を助けてくれたのかなと思います。

 

誰にでもウエルカムで、人なつこく、本当に優しい子でした。
あのフレディならやりかねません。

 

月曜日の朝、子供にモーニングコールをしたとき、フレディの元気がないというので、頭とお腹を優しくなでてあげて!と言いましたが、そのまま、意識が遠のいて、眠るように逝ったのだと思います。
義父がお昼頃様子を見たときには、まったく動かないので、隣の家の人に相談したら、動物病院に数件電話してくれたそうです。
ところがどこもちょうどお昼休み。
やむなく午後の診察まで待たなくてはならず、午後の診察の始まる前に、隣の人が車をだして連れて行ってくれたそうですが、着いた時は、すでに息を引き取ってしばらく経っていたそうです。

 

ところが、その動物病院の方が素晴らしく、残念ながらもう診察をすることは出来ませんからと、身体を洗って乾かし、爪を切ったり毛並みを整えてくれ、綿の処理もしてくれ、かわいいリボンをつけて、花まで添えて整えてくれたにも関わらず、診察はしていませんからと料金は請求せずにしてくれたそうです。
昨日お礼を伝えに行ったのですが、涙が吹き出して嗚咽になってしまい、言葉になりませんでしたが、ほんとうにありがたかったです。

 

私がこの4日間家を空けるときに、心配もかけずに見送り、苦しむ姿もみせずに行ってしまった。
最後までいい子でした。

 

その日は瞑想会をしていました。
きっと私の瞑想もフレディを助けたのだと思います。
具合が悪くなって、ほんの数時間で旅立ってしまった。
苦しむ時間が短かったことが、私を安堵させてくれました。

 

あたりまえにあって、気がつかないでいた幸せが、こんなにもあふれていたことに失ってから気づくこと。

 

震災のときに私たちは学んだはずなのに、忘れてしまう。
そのことをフレディに再び教えられました。

 

今日も、机の下や階段やいたるところに姿を探してしまいました。

 

玄関をあけると、階段の上から覗き込んでしっぽを降りながら、しっぽを降りすぎて1段くらいころげ落ちてしまったり、

 

家の中のさまざまな場所にかわいい姿を思い出します。

 

家の中がガランとしていて、その存在の大きさに驚いています。

 

フレディが居てくれて、本当に幸せでした。
ありがとう。

 

犬はハートで生きる存在なのだと学びました。
これからもいつもハートは繋がって、フレディを感じながら進みます。

 

 

 

お 知 ら せ

八王子瞑想会

 

  • 5月6日(祭)、25日(土)、28日(火)
  •        6月5日(水)、13日(木)

     

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