何を考え、何を創造しているのか?1冊の本が心を豊かにしてくれる。「長い旅の途上」

  • 心に染みる1冊の本「長い旅の途上」


    Posted on 2013年12月9日(月) /カテゴリー: ONENESSに還ろう(メルマガ転載)

    ONENESSに還ろう- I am Healing 通信 vol.90

    何を考え、何を創造しているのか?1冊の本が心を豊かにしてくれる。「長い旅の途上」

    ガイアシンフォニー8番の撮影が始まったそうです。
    この映画は心の奥深くに語りかけてくるものがある。
    魂が揺さぶられる何かがある。
    ガイアシンフォニーは1番から7番と、地球のどこかで暮らす素敵な人たちが登場し、それぞれの生き方が語られる映画です。
    ひとりひとり、生き方も生きる場所も違いながら、同じものが根底に流れていることを見つける事ができる。

    語られる言葉が、幾度も幾度も、心の中で繰り返されるものがある。
    そうして、いつしか、それが体験として人生に現れることがあります。

    地上に、こうした生き方をしている魅力的な人がいることがとても嬉しく思うけれど、それ以上に、彼らを発見し、彼らが持っているエッセンスを見事に散捉えて引き出していく龍村仁監督の感性にいつも感心してしまいます。龍村仁監督の伝えたい事!!最も心に響くのはそれです。

    このところ、アマゾン中古書で揃えて、龍村仁監督が書いた本をすべて読破しました。
    どれもこれも心の琴線に響く!響く!

    こうした人が監督としてメッセージを伝えてくれる事、それを受け取る事の出来る人たちが増えている事が、ほんとうに嬉しい。
    今は、それらの本の中で紹介されている本を図書館で借りて、机の上に山積みになっています。

    第3番で、写真家星野道夫さんが登場します。
    登場といっても、撮影直前にロシアで熊に教われて命を終えてしまったため、彼が関わっていた人たちで構成された内容になっています。
    始めてこの映画を見たのは何年前だろう?6年前?7年前?
    これほどまでに、生き生きとした熊たちの写真を撮る事の出来る人はいないと言える星野さんは、10代のころから熊に憧れを抱き、熊に惹かれてアラスカに住み着いた。
    銃も持たず、山小屋で熊と一線も引かず、テントでの就寝中に教われたのは、熊の取材をしていたときのことです。

    いったいなぜ???
    数年間、ずっと、このことが私の中で繰り返されていましたが、
    その答えが、やっと分かりました。

    昨日図書館で借りた「長い旅の途上」という厚い本を、昨夜は一気に読み終えてしまいました。
    アラスカの大自然の中で、何を感じ、何を考えていたのか!
    みずみずしく、誠実な文章の中に、彼が感じていた事を一緒に感じながら、私も意識で旅をしました。
    文章から、心の中の最も純粋なところから発するような意識を感じながら、彼の人生を通じて、宇宙が何を見せたのか!が理解できました。

    出来事だけを見ると、悲惨な事が起きたようにしか見えませんが、
    真実は見えるものとは違っています。
    そのとこを知る事ができました。

    ハートから沸き上がる感覚に突き動かされて旅にでて、
    常にハートを大事に生きている人だからこそ、この生き方をした事を知りました。

    私と同じように、星野道夫さんがなぜ、あのような形で命を終えたのかを自分に問いかけている人がいましたら、ぜひ、彼の本を読んでみてください。
    きっと答えがわかります。

    自分の中で答えを探して欲しいので、ここでは答えは書きません。

    でも、その答えを見つけたなら、すごいギフトとなるはずです。
    私にも、それは温かな波となって、昨夜からハートに広がっています。
    人生の秘密を見つけたような気分です。

    「長い旅の途上」の中で、心にしみいった部分を紹介したいと思います。

    庭の残雪がすっかり消えると、いつの間にか白夜の季節になっていた。ついこの間まで暗黒の冬を過ごしていたのに、陽が長くなったばかりか、もう夜がない。気がつくと五月の風が山の斜面を淡い新緑に染め上げている。アラスカの、目まいがするほど季節が変わる瞬間。。。。。
    夕暮れ、近くの森を歩いた。覆いかぶさるようなシラカバやアスペンの若葉。足元の草むらにはワイルドクロッカスの薄紫色のつぼみ。。。。
    毎年、巡り来る季節の色なのに、私はいつも不思議でならなかった。
    長い冬の間、木々の新緑や、花々の鮮やかな色はどこに潜んでいたのだろう。植物が内包する色は、一体どこからやってくるのか。いや、そもそも自然の色とは何なのだろう。
    先日、私の好きな染織家の志村ふくみさんの本「語りかける花」を読んでいたら、こんなことがつづられていた。
    「私は次第に、“色がそこに在る” というのではなく、どこか宇宙の彼方から射してくるという実感をもつようになった。色は見えざるものの領域にある時、光だった。我々は見えざるものの領域にある時、霊魂であった。色も我々も根元はひとつのところから来ていると。そうでなくて自然の色彩がどうして我々の魂を歓喜させるのだろうか」
    私は季節の動く瞬間が好きだ。紅葉のピークがわずか一日のように、透き通る若葉の季節も一瞬である。ただ無窮の彼方へと流れゆくときに、巡る季節でふと立ち止まる事ができる。自然とはなんと粋な計らいをするものなのだろう。それぞれの美しい季節にこの世であと何度、巡り合えるのか。その数を数えるほど人の人生の短さを知るすべはない。自然の色に、私たちはたった1回の生命を生きていることを教えられるのだ。
    ある日、ふと山の斜面に目をやると、やわらかな新緑が深い緑に変わっている。アラスカにまた夏がやってきた。

    この文章だけでも、星野道夫さんの中に広がる世界がかいま見れたと思います。
    1冊の本が、これほど心を豊かにしてくれる。
    宇宙に対して、どのようなコミットをしていたのか!それが感じられると思います。

    人生は、私たちの日々の考えそのものです。
    何を考え、何を創造しているのか?
    自分に問いかけることのできる1冊です。

    お 知 ら せ

    八王子瞑想会 12月3日新月(火)、12月17日満月(火)
    広島瞑想会 12月15日(日)伝授は14日(土) 
    逗子宿泊瞑想会 2013年1月31日(金)〜2月1日(土)
    大阪瞑想会 12月13日(金)18時〜21時(場所は新大阪駅) 
      
    2014年1月8日〜13日頃ハワイ瞑想リトリートを予定しています。 
    2014年チェンマイリトリートは6月23日から1週間の予定です。ボブ・フィックス先生から、マザーアースマントラの伝授があります。

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